田辺・弁慶映画祭 上映作品


『からっぽ』
上映時間:11/10(土)15:30-(53分)
 

一週間365日朝昼晩と、数十個ものアルバイトをローテーションする超フリーター、渡良瀬まち(23)は、自分をモデルに絵を描きたいという引きこもりがちの画家、岡崎由人(19)との出会いをきっかけに、ほんとうの自分のようなものを見つけたはずだった。
由人の描く美しすぎる自分への違和感が次第に膨れ上がっていく中で、由人と出会ったバイト先の飲み屋にふらっと入ってきた芸術専門のライター、糸川洋(27)に、由人から聞いたことを自分のものとして、丸パクリで話してしまう。
そんな自分が極端に気に入られたことで、まちはそれから洋と会う前に、録音した由人との会話を暗唱するようになる。
美しすぎる絵が完成していくと共に、彼女は由人と洋に住み分け、そして同時に自分を媒介して愛し合うふたりの幻影に苦しむのであった。
どこでだって愛される私で振る舞えるけど、どこにだって場所がなくて、どうしようもなくからっぽだけど私としてここで生きていきたい。
有りすぎて無い私たちのお話。

キャスト 打越梨子、カワチカツアキ、須田暁、木村知貴、田浦健太郎、井上秀之、清水克彦、志筑司、櫻井菜那子、平島茜、一山花、福山香温、田中丈士、板谷洋
監督 野村奈央
上映会場/鑑賞券 小ホール/鑑賞券不要(無料)


監督
プロフィール
野村奈央(のむらなお)


1994年生まれ。
日本大学芸術学部文芸学科で脚本を執筆しながら、自主映画やミュージックビデオを多数制作する。2016年、武蔵野美術大学造形学部映像学科に編入学する。
2015年バンド166p『僕らの重力』MV・ンドBANKS『カウンター』MV
2016年166pとのコラボ短編映画『ハーフ&ハーフ』・166p『アクト』MV
2017年東京大学バンドHeiβe(ハイセ)『東京テレポート』MV・短編映画『道子、どこ』が、中国西安の映画祭、「国際青年監督交流会(iYDF)」に出品される。