第10回 田辺・弁慶映画祭 上映作品


空(カラ)の味
上映時間:11月12日(土)15:40〜 2016年/日本/125分
 

聡子は高校に通う17歳。ダンス部に所属し、顧問の木村に想いを寄せている。 仲良しのかなえと優子とは同じダンス部で、明るい友人たちだ。家族は、母、父、兄が一人の四人家族。優しい母と、大黒柱の父、陽気な性格の浪人中の兄。 なんの問題もなく、不自由もない日々。
そんな中、次第に聡子は自分が摂食障害になっていた事に気が付いた。食事を破棄し、食べてしまったら睡眠を削って運動をし、かと思えば反動のように食べ、その分を嘔吐し、睡眠もろくにとらず、学校も休むようになっていた。自分が化け物のように思えてる聡子だったが、既に自分でも制御できなくなっていた。
誰も気がつかなかったが、聡子の兄・敬太だけは、聡子に違和感を感じ始めていた。そして徐々に崩れていく家族や友人との関係。加速していく過食と嘔吐。
自分に限界を感じ始めた聡子は、街でマキという危うげな女性に出会う。ふとマキに自分の事を話していた聡子。そんな聡子に、「大丈夫じゃなくても、納得してたらいいよ」とマキは言った。それから度々会うようになる二人。しかし、聡子が元気になる程、マキは不安定になっていくようだった。

監督 塚田万理奈
出演 堀春菜、松井薫平、南久松真奈、井上智之、イワゴウサトシ、柴田瑠歌、松本恭子、笠松七海、林田沙希絵


監督
プロフィール
塚田万理奈(つかだまりな)

1991年 長野県長野市出身。
日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。
卒業制作『還るばしょ』が、第36回ぴあフィルムフェスティバル(PFF) 入選、第8回田辺・弁慶映画祭 文化通信社賞受賞、第12回うえだ城下町 映画祭自主制作映画コンテスト審査委員賞受賞、第9回福井映画祭 入選。